安曇野放牧豚の特徴

安曇野放牧豚は、アニマルウェルフェアの考え方に則り、北アルプスを望む標高800mの山中で、
たっぷりと日光を浴び、自然の風にさらされ、適度な運動をしながら、安曇野の自然につつまれ育っています。
環境にこだわり、豚にとってストレスとなる状況は極力排除し、『自然』に『自由』に肥育されています。

肥育期間

生体重50kg前後(生後70~100日)で放牧を開始。
肥育期間を、通常の一般流通している豚よりじっくりと60~80日長く取り、体重115kg前後(生後180~240日)で出荷しています。

肥育環境

豚たちを健康に肥育し、極力ストレスを与えないように十分な放牧面積(原則1頭当り10坪)を確保しています。里山の自然の中で、自由に動きまわり、自分にとって快適な環境を自分で見つけながら、ストレスとは無縁の環境で肥育しています。
※今現在、長野県は豚熱感染イノシシの蔓延に伴い、外への放牧は中止しております。
広い豚舎の中で、冬は竹チップ・藁などを飼料とした発酵床養豚に切り替えています。
穴を掘り、走り、日光浴をするのは変わりありません。
早く外に出て、走り回れます様に。

松本ブルワリーの絞った後のモルトや北海道のジャガイモ、リンゴ、クルミ、お米、大豆を食べています。
配合飼料をベースにしていますが、安曇野の地で採れる旬のグルメを食べ健康に育っています。

投薬について

こだわりの環境と餌によって自己免疫力を高めているため、抗生物質・ホルモン剤は一切投与していません。
※現在、豚熱蔓延の為、CFSワクチンを投与しています。

生産管理

ポジティブリスト制度に対応し、万全を期した生産履歴の管理はもちろん、豚熱感染防止対策のための設備を新たに設け、消毒等を徹底するなど、
畜舎・放牧場での衛生管理を徹底しています。

安曇野放牧豚の美味しさ

ストレスなく開放的な環境で育った豚は、豚肉独特の臭みがなく、雑味もない上、きめ細かくしっかりとした食感の肉になります。
<またその脂身は、甘く歯ごたえがあり、あっさりとした後味のため、脂身の苦手な方にも美味しいと好評をいただいています。
さらに、煮炊きした際の灰汁がほとんど出ないことも安曇野放牧豚の大きな特徴です。